Windows11をインストールする際「このPCではWindows 11 を実行できません」と表示されるケースが古いパソコンでよくあります。

ですが強制的にインストール出来る方法があります。
今回、回避ができるのはTPMとセキュアブートに関する事になります。

Windows11のシステム要件を満たさないパソコンにインストールするのは基本的に非推奨で、動作の保証もありませんが、今回はそのやり方を記載させて頂きます。以下パソコンを修理する例になります。

USBやインストールメディアでWindows11のインストール画面に移動し、[このPCではWindows 11 を実行できません]という表示がされた画面でSHIFT+F10を押しコマンドプロンプトを開き下記を実行します。
regedit
上記コマンドでレジストリエディターが開きます。
HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM=Setupと開いていき
右クリックして「新規」→「キー」と選択します。
「LabConfig」と入力し作成します。
その場所に下記の２つのキーを追加してください。
BypassTPMCheck=dword:00000001

BypassSecureBootCheck=dword:00000001

場所がLabConfigになっている事を確認して、右クリックを押し「新規」→「DWORD(32bit)値」を選択します。

「BypassTPMCheck」と入力します。
同様の操作をし「BypassSecureBootCheck」を作成
その後「BypassTPMCheck]をダブルクリックし「１」を入力します。「BypassSecureBootCheck」も同様に「１」にします。

問題が無い事を確認して、閉じます。
その後インストール画面を一旦キャンセルし再度「今すぐインストール」画面を選択します。
そうすると[このPCではWindows 11 を実行できません]エラーが出なくなるはずです。

もし上記の方法が分からなかった、うまく行かなかったという場合は是非パソコン修理のデジタルサポート武蔵小杉までご連絡頂ければと思います^^)