ブルースクリーンが発生した際に[IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL]エラーが表示される場合は、デバイスドライバー、デバイスのメモリ、またはウイルス対策ソフトに問題がある可能性があります。以下の事を試すとパソコンを修理出来る可能性があります。
対処方法
原因としてあげられるいくつかの例として
・デバイスドライバーの不具合やエラー
・CPUやRAMの物理的な損傷
・マルウェア等のウイルス感染
・Windows Update等で発生してしまった不具合
1.最新の更新プログラムをチェック
更新プログラムをチェックして、ドライバーが最新である事を確認してみてください。更新するドライバーがあった場合は、適用してみてください。
その後、[IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL]エラーが解決しているかを確認します。
2.システムファイルチェッカーを使用する
Windowsのファイルシステムに不具合が起きている場合は、システムファイルチェッカーを行うと修復される可能性があります。
コマンドプロンプトを開き、下記のコマンドを実行します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
さらに
sfc /scannow
も実行します。
その後再起動して[IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL]ブルースクリーンエラーが発生しなくなったかを確認してみてください。
3.Windowsメモリ診断を使用する
メモリに何かしらのエラーが有る場合は、Windowsメモリ診断を実行する事によって原因が特定出来る可能性があります。
Windows10の場合は「Windowsメモリ診断」を実行してみてください。
自動的に再起動が行われ、メモリ診断が行われます(30分前後)
その後、エラーが出ていないかを確認します。
4.CHKDSKを使ってみる
HDD,SSD,M.2に不良セクタ等がある場合は、chkdskを使う事によってエラーが解決される場合があります。
コマンドプロンプトを開き、Cドライブの場合は下記を実行します。
chkdsk c: /r
正常に完了した後、再起動をして[IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL]エラーが解決・パソコンが修理されたかを確認します。
5.ウイルス対策ソフトでスキャンをする
ウイルスに感染しているかどうかを確認する為に、ウイルス対策ソフトでスキャンを行います。ウイルスが万が一見つかった場合、エラーが解決される場合があります。
その後、[IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL]エラーが解決したかを確認して下さい。